ウェビナー代行とは、ウェビナーマーケティングの企画、準備、集客、配信、分析までの一連の業務を、専門の代行会社に委託することです。企業はウェビナー代行を利用することで、自社のリソースを有効活用しながら、質の高いウェビナーマーケティングを推進できます。

実際にウェビナー代行会社に依頼する場合、どこまで対応できるのか、メリットがあるのかなど心配な点も多いでしょう。本記事では、ウェビナーの定義、ウェビナー代行会社の種類とサービス内容、メリットやデメリットについて解説します。

ウェビナー代行とは?概要とサービス内容

ウェビナー代行はどのような業務や範囲に対応できるのでしょうか?ウェビナーやウェビナー代行について、定義やサービス内容を詳しく解説します。

ウェビナーの定義と特徴

ウェビナーとはウェブとセミナーを組み合わせた造語で、コロナ禍にZoomやMicrosoft Teamsなどのツールが発展したことにより、多く開催されるようになりました。

現在、新型コロナウィルス感染症の流行は落ち着きをみせていますが、ウェビナーは対面で行うセミナーに比べてコスト面での大きなメリットがあるため、各企業は継続して活用しています。

コスト面以外にも、主催者側はコメント機能で参加者の反応をリアルタイムに把握したり、録画をしたウェビナーを後日配信して、さらに多くの人に視聴してもらったりなど、多様な活用方法があります。

ウェビナー代行の種類とサービス範囲

ウェビナー代行には、企画から運営・配信まで幅広いサポートサービスがあります。主な代行の種類としては、以下の4つが挙げられます。

種類サービス範囲
企画・構成支援ターゲットの設定やプログラムの設計、講師の選定
集客支援メールマーケティングやSNS広告などを活用した集客
配信・運営支援配信システム設定、当日の運営、トラブル対応
アフターフォローウェビナー終了後のアンケートや録画データの編集・配信、効果測定

ウェビナー代行会社によって、得意分野やサービス内容が異なります。自社の目的や課題に最適な代行会社を選ぶことが重要です。

ウェビナー代行会社利用で解決できる企業の課題

ここでは、ウェビナー代行会社を利用することで、企業が抱えるどのような課題を解決できるのか、具体的に見ていきましょう。

自社でウェビナーを運営する場合、次のような課題が挙げられます。

  1. リソースの不足:ウェビナー企画・運営に必要なスキルや人材を社内で確保できない
  2. 技術的な問題:ウェビナー配信の安定性維持、機材トラブル対応への対応など、専門知識が必要となり、スムーズな運営が難しい
  3. 集客の難しさ:ウェビナーを実施しても十分な人数を集められず、期待した成果につながらない

これらの課題を解決する有効な手段として、ウェビナー代行会社の利用が挙げられます。

ウェビナー代行会社は、専門的なノウハウを持っており、高品質なウェビナー運営を実現できます。結果として、参加者にとって価値ある情報を提供でき、その後の収益につながる可能性も高まるでしょう。

ウェビナー代行会社を利用するメリット

ウェビナー代行会社それぞれ対応内容が異なるものの、利用にあたっては大きなメリットがあります。主なメリットとして、次の4点を紹介します。

  • 業務効率化と社内リソースの最適化
  • プロフェッショナルのノウハウ活用
  • 集客力とマーケティング効果の最大化
  • 専門的なツールと技術の活用

それぞれ詳しく解説します。

業務効率化と社内リソースの最適化

ウェビナーの企画、準備、集客、配信、分析には、多くの手間と時間がかかります。そのためウェビナー代行会社を利用すれば、外部に委託でき、社内の業務効率化とリソースの最適化が図れます。

例えば、ウェビナーで使用する資料作成だけでも、構成案の作成、デザイン、内容の精査など、複数の担当者による多くの作業が必要です。これらの業務をウェビナー代行会社に委託すれば、社員は営業活動や商品開発など本来注力すべきコア業務に集中できるようになります。そのため会社全体の生産性向上につながるでしょう。

プロフェッショナルのノウハウ活用

ウェビナーの成功には、適切な企画立案や運営スキルが必要です。経験の少ない企業や担当者が独自に実施すると、集客ができない、参加者の満足度を得られないリスクもあります。

その点、ウェビナー代行会社には、豊富な経験とノウハウがあるため、ターゲット層に対して効果的なプレゼンテーション方法の提案が可能です。

また、プロのノウハウに触れることで、将来的に自社でウェビナーを開催するための貴重な知見を得られます。将来的に自社でウェビナーの実施を検討しているのであれば、一度プロに依頼し、ノウハウを確認してみるとよいでしょう。

集客力とマーケティング効果の最大化

参加者を十分に集められなければ、ウェビナーは成功しません。集客力はウェビナー成功のための大きな要素です。

ウェビナー代行会社は、適切なターゲティングやマーケティング手法を使い、最適な集客を行います。具体的な集客方法として、ターゲット層にあわせたSNS広告の配信、効果的な告知文作成、メールマーケティングなどが挙げられます。

マーケティング効果を最大化するためには、実績のある専門の代行会社へ相談するのがよいでしょう。

専門的なツールと技術の活用

ウェビナーを成功させるには、高品質な配信環境が欠かせません。外部カメラ、音声ミキサー、照明などの機材を活用しプロの技術で配信することで、参加者にとって見やすく、聞き取りやすい高品質なウェビナーを提供できます。

また、映像が途切れる、音声が聞こえにくいなどの配信トラブルにも迅速に対応できます。

なお、Zoomを使ったウェビナーの開催方法については、以下の記事で詳しく解説しています。こちらも参考にしてみてください。

ウェビナー代行会社を利用するデメリットと注意点

ウェビナー代行会社には多くのメリットがある反面、デメリットや注意点も存在します。次の3つのデメリットを紹介します。

  • 追加費用の発生
  • 社内ノウハウ蓄積の難しさ
  • コミュニケーションギャップのリスク

それぞれ解説します。

追加費用の発生

ウェビナー代行会社に依頼するには、当然ながら費用が発生します。自社で実施するのであればかからなかった費用が発生するため、予算化しなければなりません。

費用対効果を事前にしっかりと検証し、予算内で最大の効果を得られるよう、代行会社に依頼する範囲を吟味する必要があります。

ウェビナー代行会社によって、対応できる範囲や価格が異なるため、複数の代行会社に見積り依頼しサービス範囲と費用を比較するとよいでしょう。

社内ノウハウ蓄積の難しさ

ウェビナーの企画から運営、アフターフォローまですべての業務を代行会社に依頼した場合、社内にノウハウが蓄積されないデメリットが生じます。

将来的に自社でウェビナーの開催を検討している場合は、マーケティングからアフターフォローまですべてを代行会社に任せるのではなく、一部の業務をスポット的に依頼することをおすすめします。例えば、集客や配信機材の準備をウェビナー代行会社に依頼し、当日の進行は自社で行う方法が挙げられます。ノウハウの蓄積の状況にあわせて依頼範囲を調整するとよいでしょう。

コミュニケーションギャップのリスク

ウェビナー代行会社に依頼する際の注意点として、認識のずれや情報伝達の遅れなどコミュニケーションギャップが生じる可能性が挙げられます。

ウェビナーを成功させるためには、代行会社に丸投げせずに、企画段階からの定期的な打ち合わせ、進捗状況の共有、担当窓口の一本化など密なコミュニケーションを取るための工夫が不可欠です。

代行会社の担当者にウェビナーの目的をしっかり伝え、ゴールを明確にしましょう。

ウェビナー代行会社を選ぶ判断ポイント

ウェビナー代行会社を選ぶ際には、いくつかの重要な判断ポイントがあります。主に次の4つに注意するとよいでしょう。

  1. 実績と専門性の確認
  2. サービス範囲とカスタマイズ性
  3. 費用対効果の検証
  4. サポート体制とコミュニケーションの質

それぞれ解説していきます。

1.実績と専門性の確認

ウェビナー代行会社を選定する際は、過去の実績や専門分野を確認するとよいでしょう。自社と同じ業界での実績や、自社が開催したいウェビナーの形式(製品紹介・セミナー・ワークショップなど)での実績経験の有無を確認します。

企業のWebサイトで公開されている導入事例や顧客からの評判、口コミなどを参考にしましょう。

2.サービス範囲とカスタマイズ性

各企業によって、ウェビナーで達成したい目的や伝えたい内容は異なります。そのため、代行サービスは、自社のニーズにあわせてカスタマイズできるプランが理想的です。例えば、企画、集客、配信、効果分析など、どの業務を依頼できるのか、そして、自社の細かな要望に柔軟に対応できるのかを確認しましょう。

見積り依頼の段階で、自社の要望を具体的に伝え、オプションサービスの内容や料金体系の確認も必要です。

3.費用対効果の検証

ウェビナー代行会社の業務範囲は代行会社によって異なり、費用もさまざまです。効果目標を明確にして、実際の結果から費用対効果を検証することが重要です。

料金の安さだけで選んでしまうと、最低限のサービスしか受けられず、期待した効果が得られない可能性があります。

具体的な数値目標(KPI)を設定し、ウェビナー終了後に費用対効果を検証しましょう。例えば、ウェビナーの集客数、見込み顧客獲得数、商談化率、成約率などの数値設定です。

4.サポート体制とコミュニケーションの質

ウェビナーをスムーズに進めるためには、代行会社との綿密なコミュニケーションが不可欠です。そのため、サポート体制や担当者とのコミュニケーションの質も確認しましょう。

契約前に担当者と直接面談し、ウェビナー開催の目的、ターゲット層、期待する効果などを明確に伝え、認識を共有することが重要です。また、質問や要望に対するレスポンスの速さ、回答の丁寧さなども事前のやり取りで判断できます。

まとめ

ウェビナー代行について、活用の仕方や代行会社の選び方など解説してきました。ウェビナー代行会社によって対応する範囲やサービス内容が異なるため、契約前に複数の代行会社の見積りを依頼することや、担当者と依頼内容を確認することが重要です。

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ウェビナー代行で疑問点があれば、ぜひお気軽にご相談ください。